2016年6月11日~12日は岐阜県のアパレル企業、「サンラリーグループ」様のマネジメントゲーム研修のお手伝いにやってまいりました。幹部もしくは幹部候補の方々が、50名近く集まりました。
MG研修についての詳細はこちらをご覧ください。
会場に到着してまず目に入ったのが、環境整備されたドリンク置き場でした。
会社そのものも含めて、大変環境整備が行き届いていました。
私自身が元アパレル出身なので、受講生の方の空気や独特のノリが懐かしく、
思い入れがある研修となりました。
自身がアパレル時代にこの研修を受けていたら未来が変わっていただろうなとあらためて思います。
研修までにサンラリーグループ様のホームページを拝見していると、
企業理念に目が留まりました。
- 分社経営
- 非同族経営
- 利益配分制度
- 終身年金制度
- 各種研修制度
各ブランドやテイストごとに会社を分社化する、ホールディングス形式での経営をされています。
まさに、MG研修は全員1人1人が経営者になって5年分の経営を行っていただく研修です。
従業員の皆様、だれもが社長になるチャンスがあるこの会社。
MG研修が最もリアルな訓練となります。
これほど目的に沿って研修できるパターンも珍しいなと、1人、ニヤニヤしておりました。
参加者の皆さまとコミュニケーションをとると、
私が大卒で就職した株式会社コックスとの取引があるようで、懐かしい話に花が咲きました。
しかも当時の私の直属の上司と毎週のように今も商談をされている方がいらゃっしゃいました。
世間は狭いですね。(笑)短い間しか務めていませんでしたが、
今の私の基礎を作った会社のお話を聞くのはうれしいです。
1日目は、数字に困りながらも、楽しく元気に皆さま楽しんでおりました。
とりあえずやみくもに3年分の経営体験をしました。
ルールや競合に翻弄されながら、目の前の意思決定を必死に行います。
これではなかなか良い経営ができません。
実はこれ、わざとなんです。
2日目は、会計を要素で勉強します。儲けのからくりを理解したうえで、経営計画を立案します。
獲得したい利益を達成するために、何円で何個売る必要があるかを明らかにします。
さらにキャッシュとのバランスを考えてスケジュールに落とし込みます。
4期目は今までのやみくも経営と大きく異なります。
やることが明確になりますので、余計な迷いや意思決定をしなくなります。
さらに中間決算を行い、計画と実績の差異を浮き彫りにしたうえでさらに計画を見直します。
これぞ、PDCAサイクル。
数値による計画の重要性、利益の重要性を身体で体感していただきました。
会場はどんどん熱気に包まれ、
大盛り上がりで研修は終了。
2日間で学んだことを、リアルで活かしていただきたいです。