2024年11月19日20日の2日間で一般社団法人神戸市機械金属工業会様にてTOC研修を行いました。

神戸市機械金属工業会の目的 ※HPより
本会は、神戸市およびその周辺における中小機械金属工業の振興と発展に資するため、これら関係者の連絡を図り、地域社会に貢献するとともに、会員の緊密な結合により、技術的、経済的地位の向上を図ることを目的とする。

https://www.kobekk.or.jp/info/

今回は8社23名の方々にお集まりいただきました。
今回で2回目の開催となります。
TOC研修は、エリヤフ・ゴールドラット著「ザ・ゴール」の TOC(制約条件の理論)を、ゲームで体得できる研修となっています。興味のある方は、漫画版も売っていますので是非一度読んでみてください。

研修内容はというと、
サイコロとチップを使い工場のラインを模した簡単なゲームを通して、
ボトルネック(制約条件)がスループット(利益)を阻害するメカニズムや、
部分最適が全体に及ぼす弊害を体験します。
そしてTOC理論を活用する事で、それらを解消し、全体最適、業務効率の向上、利益最大化の実現するまでのプロセスを、より深く理解できる仕組みになっています。
ボトルネック(制約条件)意外の努力は逆効果になることがあるということを、
体感的に理解する事で、現場改善の気づきにつながります。


制約条件の理論を体感として理解したのちのに、付箋を使ってリアルへの落とし込みを行っていきます。
実際のお仕事の現場において、業務効率を悪化させている原因である、制約資源(ボトルネック)を発掘すべく、「リアルな業務フロー図」を作成します。
客観的に問題の発見と解決策を話し合います。ここが重要!!!!
TOCでは、ボトルネック(制約資源)に焦点をあてて、利益最大化のための業務改善を目指します。


要所要所で発表をしていただくのですが、
人間の心理といいましょうか。自分の事は見えにくいが他社の事は良く見える(笑)
お互いに質問をしあうことで、結局その矛先ブーメランは自分に返ってくるので、
とても気づきにつながるのです。


また、わたくし原は特に製造業のプロでも何でもありません。
詳しいことは一切わからない。(笑)でもここが重要なんです。
わからないからこそ新鮮な目線でシンプルな質問を浴びせることができるのです。
業界の当たり前に流されることなく、真理を貫くことができます。
素人の強みってのもあるんですね!!!
とにもかくにも皆様の業績改善の一助になれば幸いです。
うれしいことに来年のオファーもいただいており、感謝感謝です!
TOC研修の概要はこちら

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