先日玉造にある某会社様へ、訪問してきました。
この会社の持つ、スキャナーがとにかく凄いとうかがっていたので、
見せてもらうことになりました。
なにやら、京都の会社が作るスキャナーを使われていて、
若干カスタマイズをしているそうで、
日本にいや世界に1台しかないスキャナーだとか。
ワクワクしながら現場にお伺いしました。
スキャナー自体は四角い箱で、大型の複合機のような大きさ。
これが噂のスキャナー。
何が凄いのか?
とにかく解像度が高い!
非接写で撮影できること!
さらにカメラと被写体を置く台の高さが調整できる。
撮影するカメラの角度、照明の角度が変えられる!
通常のスキャナーは真上からの撮影のみだがこれは角度が変えられるので、
レフ板を持って意図して撮影しているような状況が作り出せる。
上、斜めなど数枚撮影し、その画像を合成することで、
実物を目にしているかのようなきれいな画像が出来上がる。
ということで実際にスキャンをしてもらうことに。
こんな感じで被写体を並べて、
スキャンします。
一回のスキャンで大体5~6分かかります。
その間にいろいろスキャナーのうんちくを教えてもらいました。
このスキャナー、たとえば国宝などの文献や、掛け軸、絵画などをスキャンして資料として保存したり、レプリカを作成したりするために使われるとか。
かなりのクオリティーがないとなかなかできる事ではありません。
そんなスキャナーに私の私物をがんがん置いてしまいました(笑)
さてどんな画像が出来上がるか。
とりあえずこんな感じ。
なんだ普通じゃないかと思われた方、ちょとまったー!!
これは実際の画像を無理やり縮小したものです。
では通常の見え方に変えてみてみましょう。
ただあまりに大きいのでブルーのペンケースの一部を拡大しますね。
これはたまげた!!
カメラのマクロで撮影してもここまでは取れないと思います。
今回はいろいろなものと一緒にスキャンしたので、ピントがこのペンケースに完全に合っているとは言い難い状況の中、
ほんとに細かなところまでしっかり映っています。
ネットショップの商品撮影なんかにも使えますね。
いろいろな使い方があると思います。
アイデア募集中!!
とにかく実物は、3Dに見えるほどきれいです。