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最近のスキャナー事情

先日玉造にある某会社様へ、訪問してきました。
この会社の持つ、スキャナーがとにかく凄いとうかがっていたので、
見せてもらうことになりました。

なにやら、京都の会社が作るスキャナーを使われていて、
若干カスタマイズをしているそうで、
日本にいや世界に1台しかないスキャナーだとか。

ワクワクしながら現場にお伺いしました。

スキャナー自体は四角い箱で、大型の複合機のような大きさ。
2013_ 9_23_22_24

これが噂のスキャナー。

何が凄いのか?

とにかく解像度が高い!

非接写で撮影できること!

さらにカメラと被写体を置く台の高さが調整できる。

撮影するカメラの角度、照明の角度が変えられる!

通常のスキャナーは真上からの撮影のみだがこれは角度が変えられるので、

レフ板を持って意図して撮影しているような状況が作り出せる。

上、斜めなど数枚撮影し、その画像を合成することで、

実物を目にしているかのようなきれいな画像が出来上がる。

ということで実際にスキャンをしてもらうことに。

こんな感じで被写体を並べて、

2013_ 9_23_22_25

スキャンします。
一回のスキャンで大体5~6分かかります。

その間にいろいろスキャナーのうんちくを教えてもらいました。
2013_ 9_23_22_25(1)

このスキャナー、たとえば国宝などの文献や、掛け軸、絵画などをスキャンして資料として保存したり、レプリカを作成したりするために使われるとか。
かなりのクオリティーがないとなかなかできる事ではありません。

そんなスキャナーに私の私物をがんがん置いてしまいました(笑)

さてどんな画像が出来上がるか。

とりあえずこんな感じ。
zenntai

なんだ普通じゃないかと思われた方、ちょとまったー!!

これは実際の画像を無理やり縮小したものです。

では通常の見え方に変えてみてみましょう。

ただあまりに大きいのでブルーのペンケースの一部を拡大しますね。

名称未設定-2

これはたまげた!!

カメラのマクロで撮影してもここまでは取れないと思います。

今回はいろいろなものと一緒にスキャンしたので、ピントがこのペンケースに完全に合っているとは言い難い状況の中、

ほんとに細かなところまでしっかり映っています。

ネットショップの商品撮影なんかにも使えますね。

いろいろな使い方があると思います。

アイデア募集中!!

とにかく実物は、3Dに見えるほどきれいです。

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